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海外に出る前に確かめること

海外へ出るかどうかは、「いつか」ではなく「いま出るべきか」で考えます。出ると決めてから慌てて整えるより、先に確かめておいたほうがよいことが3つあります。
こんな状態にお心当たりはありませんか
- 海外から引き合いがあったが、応じ方が分からない
- 展示会で外国の方に声をかけられることが増えた
- 国内の売上が伸び悩み、外に活路を求めている
- 補助金の話が先にあり、海外を考え始めている
出てよいか、まだなのかを分ける3つの問い
| 確かめること | まだ早いかもしれない | 出てよさそう |
|---|---|---|
| 国内で続けて選ばれている品物があるか | 定番が定まっていない | 繰り返しの注文がある |
| 作れる量に余裕があるか | いまの注文で手一杯 | 増やせる見通しが立つ |
| 続けられる体制があるか | 担当できる方がいない | 窓口になる方を決められる |
3つとも右側であれば、進めてよい状態です。左側が混じっていても、諦める必要はありません。先に国内で整えるほうが、結果として早く着きます。
「売れないから海外へ」は、順番が逆になりやすい
国内で選ばれていない理由が、品物そのものや伝え方にあるのだとしたら、その理由は海外でも同じように働きます。むしろ、遠くなるぶん伝えるのは難しくなります。
ですから、伸び悩みの原因を先に確かめます。品物の話であれば第4章 商品をつくる、伝え方の話であれば第6章 伝わる発信が先です。補助金の話が先に来ている場合も同じで、制度に事業を合わせると、続かない形になりがちです。この考え方は第9章 資金と補助金にまとめています。
私たちがご一緒する5つのフェーズ
海外展開は、5つのフェーズに分けて一貫して進めます。どのフェーズでも補助金を活用できるかを併せて見ます。
- 事業計画の策定市場の見立て、強み、収益の見通しを組みます(PHASE1)
- 基盤づくり体制、多言語のサイト、SNS、動画を順に整えます(PHASE2)
- 海外向けの商品開発訳すのではなく、あらためて設計します(PHASE3)
- 国内販路とインバウンド出る前に、訪れた方に試していただきます(PHASE4)
- 海外展開展示会、商談、そして持ち帰っての改良まで(PHASE5)
ご提案という形でお示しします
私たちは、産地の技術をひとつずつ分解し、どの技術を、どの段階で活かすかを組み立てたご提案をお作りしています。手に取っていただきやすい品から始め、次に装飾性の高い品へ、その先に本格的な品へ、と段階を分ける組み立てです。
これは「こういう進め方ができます」というご提案です。実際にどう組むかは、産地の技術と、めざす姿によって変わりますので、伺ってからご一緒に考えます。
よくあるご質問
- 英語のできる人間が社内にいません
- 言葉より先に、誰が窓口になるかを決めるほうが大事です。問い合わせを受けて、社内に持ち帰り、返事をする。この流れを担う方が決まっていれば、翻訳や通訳は外から補えます。
- どの国から始めればよいですか
- まずは、日本を訪れた方の反応が手がかりになります。実際に手に取った方がどこから来ているか、何を尋ねられたかを残しておくと、次の一手を選びやすくなります。進め方はPHASE4 国内販路とインバウンドをご覧ください。